アトピー改善-まるおの今まで

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はじまりは乳児湿疹


まるおが生後1か月、顔は皮がささくれだったように白くガサガサ。
耳たぶの付け根は切れ、黄色い汁のようなものがでてくる。
初めての病院、小児科へ。

乳児湿疹と診断されて、
「プレドニゾロン軟膏と亜鉛華軟膏」がMIXされたものを処方される。
プレドニゾロンはステロイド。
生後1か月にして、ステロイド使用となった。
この薬を塗れば少し良くなり、やめるとまた悪化。
という感じで、完治はせず。
そのうちに症状が体のほうにもでてきて、お腹や背中、腕や足。
顔から足まで全身が湿疹で真っ赤になってしまいました。
こんな状態ですから、いつもいつも痒かったんでしょう。
まるおは生まれてから、抱っこでやっと寝付く→ベットに寝かす→1分とたたず起きて泣きだす。
こんな感じだったので、いつでも抱っこ。とにかく抱っこでした。
抱っこで寝付いたら、カンガルーケア?みたいな感じで自分が下になり、
胸のあたりにうつぶせにして、座椅子を少し倒して寝ていました。
これが生後半年くらいまでは続きました。

ベットで寝るようになっても、1時間以上体をさすってやっと寝つく→
1時間もたたないうちに痒がって起きる→また1時間・2時間さすってやっと寝つく→また20分もたたず痒がって起きてしまって・・・
2歳くらいまではこれを繰り返し、寝ている時間よりさすっている時間の方が長い。こんな毎日でした。

こんな状態でしたので、親子そろっていつも寝不足。
今思い返すとよくやったなぁと、しみじみ思う。
まるおも自分も。
いつの間にか寝てる・・・なんてことは一度もありませんでした。

そんなまるおですが、2歳過ぎてからは大分眠れるようになってきました。
とはいえ、朝まで一度も起きずにぐっすりってわけでなく、
一晩に一度は目を覚まし、「かゆい」と言ってふんふんするので、
そのたびにさすってあげていましたが。
2歳までに比べればものすごくラクになりました。

5歳になった今、過ごしやすい季節の夜なんかは、
朝まで一度も起きずにぐっすりと眠れることも増えてきました。
以前の大変だった時期を考えると、本当にラクになりました。

当時の写真 生後3か月まで


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生後1か月 赤ちゃんのもちもち肌とはほど遠い。
全身ガサガサで顔は粉をふいたような、水分がないような感じでした。


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生後3か月 頭から足まで、全体に赤い湿疹がひろがっていました。


生後2か月くらいの頃、家から通える距離に、遠方からわざわざ来院される方もいるくらい、評判のいい皮膚科があることを知り、通い始めます。
そして生後6か月、こちらの病院でアトピー性皮膚炎と診断されました。
こちらの先生は、6か月以上湿疹がつづくとアトピーと診断すると言っていました。
結局、こちらの病院に半年くらい通って、ステロイドとプロペトのMIX。(リンデロンとプロペト・ロコイドORアルメタとプロペト・顔にはDEX眼軟膏)と保湿剤(ヒルドイドローション・プロペト)と飲み薬(セルテクトドライシロップ)を処方され、薬を続けましたが、完治しませんでした。
それどころか、アトピーがひどくなる一方です。(ステロイドを塗れば良くなりますが、やめればぶり返す。この繰り返しでした。)

当時の写真 1歳のころ


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1歳の頃 常習的に湿疹が全身に広がっていました。


「ただステロイドと保湿剤を塗り続けただけじゃ治らない。」
今までの体験や、自分なりにいろいろと調べた結論。
ステロイドは症状(炎症)を抑えるだけ。
今まではただ薬を塗って、保湿してって感じだったので、生活環境を少しづつ改善するために、いろいろと試し始めました。
ちなみに、今現在はステロイドをまったく否定していませんが、このころは本当に使いつづけていいのか疑問に思っていました。

生活改善・試行錯誤


・お風呂
・洗濯
・掃除
・食事
・被服
・保湿

に関して、いろいろと思考錯誤しながら試してみました。
詳細は別ページに記したいと思います。

詳細別ページにて・・・「まるおの生活改善


詳細別ページにて・・・「今まで試してみたこと(思考錯誤)


SOD軟膏


今思えばものすご~くうさんくさい。
でも、当時はワラにもすがる思いでした。
きっかけはと、友達のクチコミ。
たまたま実家の市内にSOD軟膏を取扱う病院があって、
地元の友達の子供も少しアトピー体質であり、SOD軟膏を一回購入して、それが終わるまで塗布し続けただけで治ったとのこと。
これを聞いてものすごく興味をもったので、詳しく聞いてみると・・・
結局、SOD軟膏は半年くらい続けました。
詳細は別ページに記したいと思います。

詳細別ページにて・・・「SOD軟膏


まるおのアレルギー


SOD軟膏の病院では、食事の制限もするようにと。(とりあえず1才6か月までは除去の指示)
アレルギーの血液検査で陽性だった、
小麦・卵・牛乳・タラ・鮭・いも類・そば・鶏肉。
食べるものないじゃん!
とは思ったが、これもまるおのためなのか・・・とネットで米粉製品などのアレルギー対応食品を調べ始めた。
詳細は別ページに記します。

詳細別ページにて・・・「まるおのアレルギー


アトピー おちんちん対策


まるおが4歳の春。「ちんちんかゆいっ!!!」と言い始めました。
血がでるほど、狂ったようにお玉を掻きむしるまるお。
とりあえず、保冷剤で冷やしその場は落ち着きました。
アトピーで痒いんだ。ってことはわかってるんですが、
ネットで調べるとお玉の皮膚は薄いので、塗り薬の吸収力が腕の皮膚に比べて52倍もあるとのこと。
場所が場所だけに、もしもステロイドが将来まるおの生殖能力に影響してしまったら・・・
そう考えると安易にステロイドを塗りたくなかった。(医師には塗るように言われたけど。。。)
でも、一度かゆみがでると猛烈にかゆがっているまるお。
その年はちょうど幼稚園入園した年で。
もし幼稚園で掻きむしったら・・・なんとかせねば!
ということで、こんな対応をしてみました。
詳細は別ページに記します。

詳細別ページにて・・・「アトピー おちんちん対策


まるお 現在の写真


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現在5歳になりました。
顔と胴体は常習的に見た目はだいぶキレイです。
首・ひざ・ひじ・おしり・ちんちんはたまにまだ湿疹がでてきます。
ですが、以前から比べればかなり改善しました。
赤い湿疹がバァーとたくさんできるようなことはなくなりましたし、
4歳くらいまではいつもガサガサだった手の甲も、
今ではもちもち肌になっています。
以前は、アトピーでない子供たちの肌を見ると本当にうらやましかった。
正直、なんでうちの子だけ・・・なんて考えてしまったときもありました。
でも今は、うらやましかった子供たちと同じような肌になってきました。
残念ながらアトピーというのは体質であり、
現状の医療では完治のできないものです。
でもコントロールすることはできます。
今の状態が続くよう、これからもコントロールしつづけます。

コントロールのことはまるおの生活改善
の最後に
載せたいと思います。

お子さんがアトピーでお悩みの親御さん。
ご自身がアトピーで悩んでいる方。
目標はコントロールです。
まるおが経験したあれやこれが
少しでもみなさんのお役にたてれば幸いです。

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